最初は、リスクを低くしておき、「全10戸が人居済み」という状況が長く続いた段階で、さらに10戸を新たに建梨するという二段構えの方法もあります。そうすれば、金融機関からの借り入れで建築費などを賄う場合も、返済のリスクを低く抑えることができます。また、二〇平方メートルで一部屋など、一つひとつのサイズを小さくすれば、より多くの住戸数を用意できるのは確かですが、それにも限界があります。周辺の競合物件との競争力を高めようとするなら、少々利回りを落としてでも、三〇平方メートルにするほうが顧客のニーズをとらえられ、満室にする早道です。住戸数をより多くつくって利回りを高めようと考えたことで、逆に空室を抱えることにつながり、収入も減少してしまいました。これなども「机上の空論」が、実際には役立たないことを証明する好例です。
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